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 大工の話

>こんな業者にきをつけなさい

ここはリフォーム等に関する私のつぶやきです。

●メルマガからまだ全て移行できていませんが
ブログhttp://plaza.rakuten.co.jp/fukadaiku/
でリフォームをはじめ、色々な情報をUPしています。
「キーワード検索」で「このブログ内」にチェックを入れてもらい
例えば「外壁」と入れて検索してもらえれば「外壁関連の記事」がでてきますので
気になるワードを入れて探してみてください。
「シロアリ」「施主支給」をはじめ、建築本道以外の記事も載せてあります。

●大工さんとお友達になっておくこと、とてもお得です。
大工さんは他の職人を手配し現場を取りまとめてきた人が多いので大工仕事以外にも精通し、
他業種の職人さんの仕事を見て覚えることもあるので 多能工である人が多い。
そのためDIYやメンテナンスの相談でも広範囲にカバーしてくれる。

●リフォーム限らず新築においても工期が短くて、価格の安いものに5段階評価で5や4のつくものはない。
2かよくて3といったところだろうか。
メーカーでも「安い家はそれなりの家です」ときちんというところも増えてきたそうです。
風呂のリフォームで昔ながらのタイル張りの風呂をユニットバスに入れ替えする場合
床以外のタイルを残し、アルミサッシも既存のものをそのまま使い、 速乾強化材をいれたからとか言って土間のモルタルを打って2日とあけずにユニットバスの設置を始めたり 早くするにはそれなりのことをしているわけで工期も短ければ費用も安いということである。
古い家だと不具合がでていることがほとんどである浴室周りの状態もほったらかしにして、さらに断熱工事をして内部結露も防げるチャンスを放棄したも同じ。
既存のサッシを使うのもお勧めしない。
きちんとした工事で在来式のタイル張りからユニットバスへのリフォームが
休日を入れて10日以内で内装まで全て終わるなんてありえない。

●建築業界には人柱的な新製品も少なくない。
高気密高断熱こそ最高だとあれだけあおっていたメーカーが 空気の流れ、換気の必要性を法でも規制されてきたように新しい技術、建材がいいのではない。
建築業界に身をおいていても?マークがつくものが毎年出てくる。

●リフォームアドバイザー?(テレビの影響か?雑誌の影響か?)なる人の提案で
お風呂に園芸用ビニールマットひいたりトイレにタイルカーペットひいたりしているところがあった。
小さな子供がいればトイレはとても汚れる、抜け毛はマットに絡みマットはぬめりも持つ。
少しの合間きれいな感じをもてればいいものなのか?
実用性を無視すれば安上がりにきれいになるけれどランニングコストは最低でしょうね。

●新築はもちろんリフォームにおいてもライフサイクル、ライフスタイルを考えることがいい工事につながる。  

●駅に近いということは線路にも近いということです。購入の際は夜の騒音チェックもした方が間違いないですよ。

●不動産業者も絡んでの住宅トラブルもなくなりません。
住宅開発した土地で建売を購入、実は個別の住宅のはずが長屋扱いで建て替え等できない物件なんてこともあるんです。
確かに1度は何かの形で話すか、契約書等に記載はしている場合もあります・・・・
普通その物件のデメリットを説明しても契約が取れるなんて営業はいないもんです。
未必の故意というべきものじゃないですかね。
自分でマイナスを探す、探せないなら探せる人を雇うというのが失敗しない住宅購入だと思うのですが。

●こんなサイトでも月に数件の相談をうける。
その中でも訪問業者等悪質な建築業者に接したことから建築業者に対する不信感がある方も少なくない。
たまに、すごく横柄な態度でメールしてくる人もいる・・・なんとかしたいもんだ。

●新築住宅10年保証といっても基本構造に関わる部分だけです。
しかし、基本構造を10年保証しなくてはならない仕事をしてきた大工、させてきた業者が問題です。10年でダメって、どんな仕事をしてきたのでしょうか・・・

●床下通気口を今はやりのガーデニングでふさいでる家がある。
怖いものなしやね。床下がカビだらけになったりしますよ。

●床下換気扇は使い方次第。定期的メンテナンスは必要。

●訪問業者のトラブルも多い。
基本、電話営業と訪問営業でお客の立場で得するものを提供されることがありますか?私は経験ありません。
訪問業者の「無料診断です」って見てもらって(診るではないはず)「大丈夫です、はい、さよなら」って話聞いたことありません。自分などは診断の場合はお金を頂いています。今まで何度もやってきていますが
小さな家でも きちんと写真もとって、床下など全部這いずり回ってなどとやってると軽く半日は終わってしまいます。
それから報告書を書いてお客さまに説明すればそれ以上かかるわけです。
それを無料なんてありえません。まず疑えです。

●岡山ならばマンション買わずに一戸建てを買いなさい。余裕がなければ中古住宅を探しなさい。

●住宅メーカーが倒産。一戸建てで不具合の出ていない場合は心配なしと言ってもいいくらいである。
しかし、マンションの場合はそうはいかない。業者、管理会社のチェックが物件そのものよりも重要。

●後付けの”太陽熱温水器”が嫌い。屋根の為によかろうはずがない。
さらに安いはずの製品がバカ高い・・・・ライフサイクルコストで考えても現時点での購入を考えるべき商品ではない。
より詳しくはここ

●建築において安くて品質のいいものなんてありえない。
1000万レベルの家では材料費が350〜400万かけてあれば良心的メーカーと考えてよいほどだ。そんなところは少ないちゅうか大手ではないでしょう。
営業マンがいれば当然コストが高くなる。

●多くの人は家を建てることを早く決定しすぎである。
メーカーに契約を急がれる、打ち合わせが面度臭くなるという理由で建てられた住宅から満足を得られるものかできるはずはない。
多くの人の満足はただ新しい家に住めることに起因してることがほとんどである。

●住宅に合わせた生活を強いられる・・・なんで、家建てるの?って聞きたくなる。
自分の生活スタイルに合わせて住宅を作るべきである。

●住宅というのはメンテナンスにお金がかかると言うのを忘れてはいけない。
雨漏り、結露など重大な事案は早急に専門家に相談すべきである。

●工事前の心構え

雨が漏るから、床が大きく沈むから修繕をするといったようにあまり考えることなく早急に工事すべき事案も多い。
しかし、今するべき工事か?どういうふうにすべきか?が明らかでない場合も少ない。
それは人間と同様に家や店舗にも個性があるからだ。
建築工事において何が一番大切かといえばそこに住む人間のライフサイクル、ライフスタイルに基づいた工事を進めること、店舗においてはコンセプト、費用対効果に基づいて工事を進めることだと考えている。
住宅というのはファッション・アイテムでなくある種、生活している人間をサポートするパートナーのような存在である。
店舗においても商売のパートナーと考えてはどうだろうか。
そんなパートナーを選ぶ場合、資産(費用)と外見 (表面)で選びますか?
対人間の場合そういう人も少なくないでしょうがある意味誰よりも真剣な時間を安らぎの時間を共有する相棒が住宅であり店舗と考えるならばよりポリシーを持って実行すべきことが建築工事でないだろうか。
なにも難しく考えることはない。
自分はこんな生活がこんなふうに時間が流れていくだろうなとイメージしているだけでいいのです。
コンセプトに基づいて、こんな商売がしたいとイメージすればいい。
それに対して親身に、そして時には苦言もはさんでアドバイスするのが私たち建築業者です。あくまでも使うのは(住む、商売する)のは建築業者でないのだから。

使い勝手が悪いから、古くなったから新しくするという工事の場合にこそ一歩踏み込んで考えてもらいたいものです。

●シロアリ駆除・防除

家の健康をトータルで考えている大工から見ればこの薬剤をまくという行為はあまり好ましいと考える事ができない。
駆除、防除の後数ヶ月たった床下に潜る機会が何度かあったがその際いい気分でいられることは少ない。
必ずマスクやゴーグルを取りに戻ることになる。
なんのアレルギーもない健康が取り柄のような、もし地球上の人間が自分みたいな体質の人間ばかりなら医者は斜陽産業ともなるやろというこの私でさえキツイもである。
使用しているのは有機リン酸系の溶剤であることが多いらしいが、これは人体にも悪影響があることこの上ない。
あるお客さまが
「以前シロアリの防除をしてもらった時1ヶ月くらい匂い等で大変な思いをした」
と話しておられた。
自分はシロアリ専門業者ではないが数多くのシロアリ食害後の補修に関わってきたが100%これで大丈夫というシロアリ対策はないと思える。
被害を受けにくいようにはできるにしてもそれが何%なのかという目安もない。
ベタ基礎であろうが、炭をひいてあろうが、家が新しかろうが古かろうが、シロアリ対策をしてあろうが被害のある家はあるし、特別な対策をしていなくても被害を一度も受けない家も少なくない。
ヤマトシロアリしか今のところみあたらない岡山市の場合
シロアリの食害よりもカビや薬品による人体への危険性を考えていた方がいい。
最近は人体に害の出にくい薬剤も増えてきました。



●価格差は悪か?

自分のような個人事業者であれば「同じ仕事をしていてもこんなに価格差があるんですよ」
と自らを有利にアピールするのも悪くないが、
仕事がまったく同じであっても営業形態によって価格差が発生するのは仕方ないと考えている。
他より高かったから悪いというのは見当違いだと思う。
無論、当たり前の工事をしていての話しであるが、悪い業者の基準に対するウエートが価格にある人が少なくない。
会社として(メーカー等)運営してる場合なら最低でも総費用の30%(残り70%が工事の実質費用)の利益を確保しようとするのは当然であろう。個人事業者より掛かる経費が違うのだから。
食料品や衣料品のディスカウントストアーとは取り扱っているものが違うのだから。
メーカーなら有名人がCMで微笑みかけてくれ、
5、6軒の掛け持ちはしているとはいえ専属の営業が話し相手になってくれ、
職人に相談するならまだしも
「私は建築業の経験があるから」とあきれる施工指示をしてくる素人に
職人なら不機嫌になるところを「そのとうりでございます」とヨイショしてくれる。
大工の倍以上の年収がある営業も少なくないのだから顔も険しくない・・・。
営業は若くて(なぜ若い人が多いか理由があるのだが)元気がよくて、お客様と変わらない程度の知識しかない場合も少なくなく話が合いやすい・・・・・
イヤミで言ってるのでなく、こういうのも自分たちにはできないサービスのひとつだと考えている。
私も見積りは無料であるが数枚の完成予想図(パース)まで無料見積りとして作成することはできない。
自分ならそれにかかる費用は有料とせざるを得ない。
となると相見積り(競合)の場合、無料でできるのは見積書まででそれ以外に完成予想図までがプレゼンに必要となると辞退してしまう。
実際に素人の手書き図面と部屋、家全体等の写真を渡されても現場での立会なしに(書面だけのプレゼンで選考しそれから立会い・・・・ライフスタイルもわからない、相手も見えないで見積りできる能力もない)こういった競合になったことがありすぐお断りした。

それでも形だけで今後大きく変わるとしか思えない見積り、パース等提案を無料でできる業者もあるのです。
手間で言えば一人でやれば5日はかかるかもしれない内容です。
そこにはその手間を工事の経費で取り返すことは当然としても技術者としては飲み込めない何かがあるはずです。そこまでサービスでできる余裕のない自分たちにとって、できるだけでも立派な業者と言わざるをえません。
そこまでしてくれるのだからその分高くてなんの不当といえるでしょう。お客様が望んだサービスなのですから。

ここでに言いたいことは
当たり前の仕事をする中で自分のスタイルに合った業者を選定するべき
理解していただけたでしょうか?
自分たちのような個人事業者はサービスが悪くてとっつきにくいといってるのではありません。
最終的結果(工事の品質)が同じでもそこに至るまでの多くのサービスもお客様が負担している工事費用の一部なんだと理解してほしいのです。
サービスのあまりいらない施主になることはよく勉強していることでもあるし、そうなれば良心的な業者に出会える機会も多くなるのではないでしょうか?
色々なタイプの業者の中から選ぶことができるのですから。

価格で問題があるとすれば訪問業者のように総費用の40%が業者の利益、30%が営業手当て、残りの30%が工事の費用という場合のみ。

●増し土、盛り土(地盤の話)

●建売を買う前にチェックすること

●快適すぎる住まいもいいことばかりではないようで

●中古住宅のリフォームについて

●古民家お考えの前に

●カビの話(その2)

●建築資材の値上げと努力

●壁の話

●耐震性を見て・・・・

●ディスポーザーの話

●外壁の話

●リフォームチラシの話

●TVの話

●畳とDIYのケガの話

●カビの話(その1)

●建築基準法の話

●天然素材の話

●道具に関する話

●床下が語るその家の話

●リフォームを安くするにはにまつわる話

●寸法の話

●モチベーションの話

●こんな仕事を親にできる?

●DIYをしたけれど・・・

●外断熱塗装の話

●モチベーションにからむ職人の話

●結露とはなにか?

●チラシの話(続編)

●リフォーム業者のチラシの見方

●訪問営業

●いい仕事をする上で大切なこと

●親友がマンションを買ったけどそれもありと否定論者の私が認めた経緯

●作業着の話

●素人の感性も当たる

●木造住宅の半数が倒壊の危機だと??

●地盤に関する話

●外壁と暑さの中でがんばる職人の話

●コウモリと暑さ対策

●宅地・店舗を選ぶとき

●屋根材

●屋根裏について

●耐震金物の都合

●詐欺商法

●建築業界の構造

●材木屋、地元工務店の話

●太陽熱温水器について。
ソーラーパネルが普及してきても太陽熱温水器を取り付ける人もまだいるんですね。
太陽熱温水器とソーラーシステムと言うのは違うと言う事をまず知ってもらわなくてはいけない。
訪問営業で設置されているのは太陽熱温水器で中にはソーラーシステムと言って商売しているところもあるみたいだ。
太陽熱温水器というものは凍結期は使えないもので
無理して冬に使う場合は凍結期のパンク修理件数は結構多いらしいようだ。
ちなみにメンテナンスでも儲かるから業者には2度おいしいかもしれない。
凍結防止のためにヒーターなどを設置するとその電気代が高く経済的メリットなど吹き飛んで損してしまう。
重量は2〜300kgになるので屋根に対するダメージも大きい。
雨漏りで出かけた家に太陽熱温水器があったことは少なくない。
また、屋根にひずみが出て雨漏りが止まらない状況にあった家の太陽熱温水器を下ろしたが温水器の中にたまっていた汚水はひどかった。 この水で風呂や洗物をしていたんだなーと家の人には見せれない状況だった。
はなから、載せるべきでない構造の家かあるので、思いつきで設置したり契約しないことです。
不凍液を使ったソーラーシステムは100kg程度の重量で太陽熱温水器よりはかなりましである。
屋根に水が上がらない仕組みだからだ。冬でも十分風呂に入れる温度になる。 でも価格は高い。
ソーラーシステムにおいてもエコロジーを考えるのでなく元を取ろうと考えている人、
家のメンテナンスにお金をかけたくない人にはお勧めしない。
一番コストが安いのは石油温水器です。
原油価格が上がってもそうですからお間違えのないように。
水を多用する業種(理容室・美容室等)のほとんどがそうなんですよ。
していないお店は貸し店舗等の事情でガスにしているだけの事です。
太陽熱温水器を設置する費用で何年分の灯油が買えるのでしょう・・・考えてみてください。
設置するとメンテナンス費用も撤去費用もかかりますよ。雨漏りだってない家に比べて何倍リスクがUPするのでしょうか・・・