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●中古住宅購入前の同行見分や住宅診断は
欠陥の多い住宅をつかんでしまわないためだけに行うものではありません。
中古住宅の物件を一度見たが、不安な部分もあるので第三者として専門家に見てもらい
購入するか否かの参考にしたいという要望にお答えするのが
深田エンジニアリングが実施している中古住宅の同行見分であり、住宅診断です。
新築物件は現場監督のように各工程をチェックする時間がとれませんので対応していません。
また同行見分や住宅診断を依頼されてもリフォームなどの工事は他社でしていただいてかまいません。
中古住宅の診断、同行見分を希望される方が少なくない背景には
売主と買主の接点である不動産業者が購入時は買主から仲介料をもらうにもかかわらず
買主に提供する情報が建物に関しては少なかったり軽い情報だったりするので
購入する物件に対してリスクを感じる買主がすくなからずいるためと思います。
売り出し前に某有名会社にに床下を見てもらって(無料)シロアリはいなかった程度の点検もせずに
またしていても 情報もださない業者もあるくらいですからうなづけます。
シロアリはいませんでしただけで納得してもらっては困るのですが・・・・
この家にほとんど決めているが自分としても気になる部分があるとか、
なにげに嫌な予感がするとか言う場合に
・建物の構造・外装・内装を調査
・依頼者が気になる箇所は重点調査し間取りの変更等リフォームに対応できるかの調査
・劣化状態から補修計画のための調査
・DIYリフォームを希望の場合はそのための診断とアドバイスのための調査
等が住宅診断の主たる内容になります。
一例あげて簡単に説明すれば入居前に悪いところを洗い出し、早めに補修しておいたほうがいいもの
今すぐでなくても数年で補修が必要と思われるものなど、報告書にしています。
「DIYでこの壁を漆喰等で仕上げたい」と聞いておけばそのこ壁は漆喰よりも珪藻土がいいとか
漆喰でいいですよとか、その部分に塗り壁はお勧めしませんとかアドバイスもします。
最近、珪藻土でなく漆喰を選ぶ人が以前より多くなり商品も増えてきたように思います。
漆喰と珪藻土とどちらが優れていてどちらがいいというのはなく処理する場所と下地の状態で選択するべきと考えます。
珪藻土、漆喰ともに、どんな状況でも調湿消臭効果が高く、カビが出ないなんて考えてはいけません。
珪藻土で気になる人も多いと思いますが発がん性の問題でシリカが結晶性であるか否か製品により違いますし、明らかにしていない製品もあります。
ここでDIYで塗り壁の話をしたので書きますが下地も考えもせず
どこでもかしこでも塗り壁にすれば正解と思っている 人がいますが大間違いです。
このようの現状の悪い部分だけをでなく、その後のリフォームにも(DIYについても)
つっこんでアドバイスできるのが住宅診断のいいころです。
中古住宅購入前の同行見分は見分質は診断と一緒でも床下や屋根裏のような
依頼者と一緒に見れない箇所以外は観光ガイドのごとく一緒に見て回り説明するのを
にイメージしてもらえればと思います。
大きな不具合や、事前にお伺いした依頼者が納得できないと思われる不具合、
その補修に許容できない費用がかかるだろう場合は、その都度それをその場で 依頼者が判断して
外回りの見分のみで購入を中止と判断された方もいるように短時間で終わる場合もあれば
時間がかかる調査もあります。
床下などは画像で説明しますが同行見分はその家を買うかどうかの判断材料を提供するのが目的なので
補修が必要な場合概算を提示したりしますが
報告書を書かないのが住宅診断との大きな違いで費用も住宅診断より安くなります。
ほぼ購入を決めている物件の最終判断材料としては住宅診断を
まだ五分五分の状況であれば同行見分をお勧めしています。
また、問い合わせいただいた方から 住宅診断を主業務としているところよりかなり安いので
診断や同行見分の依頼を決心できたとという話をよくされます。
床下や屋根裏に入らないなら7万前後〜、床下や屋根裏も見て回るなら12万前後〜
(建物の広さと使用機材によってさらにプラスがある)と聞きしました。
岡山では1000以下の物件も多く2000万を超える物件は少ないですから
さすがに診断料が10万を超えると新築でなく中古住宅を選択され方の多くが気軽に利用できる金額ではないと感じます。
深田エンジニアリングでは
建物や現場の住所によって価格に幅がありますので物件情報を記載の上お問い合わせください。
●他より安いが心配はないのか?
他と比べて安くて心配とされる方がいるかもしれません。
今まで診断や同行見分にクレームがついたことはありませんが床下や天井裏に入らないで7万前後の会社と
違うところがあるとすれば報告書のボリュームと優良会社なら複数の専門家によりカンファレンスがもたれ上で
報告書が書かれている場合もある程度かと思います。
私自身が報告書に各内容で判断に迷うような不具合や補修計画は資料を多めに残し、
専門の職人に意見を求める事はしていますが担当職人が総出で検討会はしていません。
売主や不動産業者が買主に物件の性能表示として住宅診断を受け資料として買主に提示するならば
いい部分も含め多くの情報を提供することに意義は見出せると思いますが
買主が希望する住宅診断であれば購入の判断材料やその後のリフォーム計画に関するもの
つまり不具合の箇所と程度や断熱等住宅としての性能の低い部分の報告を知りたいはずです。
購入やその後のリフォーム計画に関する必要最小限以外は報告しないことで低価格になっていますが
不具合の少ない物件でも10枚前後の報告書になることはざらです。
中古住宅で不具合のない部屋に関する報告書が必要な人が何人いるでしょうか?
また床下や屋根裏を見て回ればその家がどう造られていったかわかる人にはわかるわけですし、
入居後の住環境やその他色々なことがわかる手がかりの宝庫です。
住宅診断において点検口から床下や天井裏を覗くだけという事は本来ありえません。
使用上問題ないサッシやクロス、下地、ドア、床、天井の現状報告が必要ならその旨依頼してもらえれば
料金は上がりますが対応できます。
報告書なんて書こうと思えばいくらでも書けます。
●依頼から報告書送付までの流れ
・まず、お問い合わせから物件の場所や物件情報、診断等の希望日時があれば依頼内容と合わせてメールください。
・ご返事しますので、ご希望に添える内容と判断されればご返事ください。契約の方向で準備させていただきます。
・個人によって許容できる範囲が違うと思いますのでそれを知るためやDIYリフォームご希望の場合
希望するリフォームに適した状態か、使用を検討されている資材が適切か報告書に書く資料とするため
簡単なヒアリングシートを書いてもらって遅くとも見分2日前には提出してもらっています。
・当日、見分等実施、1週間前後に報告書送付。その後、ご質問や相談に対応しています。
・住宅診断(カビの診断)をご依頼いただき、その後リフォーム等依頼していただいた場合、
深田エンジニアリングでは値引きできる見積りは作っていませんが診断費用の一部を値引きしています。
* 最近はURLで間取りや画像を見れる物件も多いので、当日スピーディーにもれなく見分できるように正式にご依頼いただいた段階で見分計画を立てたり不具合の予想をして現場に入るようにしています。
それでも日程の調整も含めてよほどタイミングがよくなければ最低1週間程度見分までに時間をいただいています。 |