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●嫌いじゃー！！訪問営業
建築トラブルの多数を占める訪問業者も職人気質な大工も同列の建築屋か？
外壁の塗り替え、屋根の葺き替え、外壁のサイディング、シロアリ防除、耐震工事などを
家にやって来た 訪問販売の業者でされた方もいるのではないでしょうか。
また古い家の方などは月に何度も色々な訪問販売会社が家に飛び込んできて、
中には脅すような業者もいて困っている方もすくなくないでしょう。
もちろんすべての訪問販売業者が適正な仕事をしないとはいいませんが
私が知る限り金儲けのみに着目してかなり酷いことをやる業者も少なくないのは事実です。
床下換気扇、床下に調湿材（炭など）
太陽熱温水器
耐震工事
を専門でやっているような業者は素人レベルでも「ちょっとおかしいんじゃない？」 って感じることでしょうから
ここでは建築全般に仕事をする訪問業者にの見分け方とかそんな業者でもメリット、デメリットがあることを知って上手に付き合えるヒントでも紹介できたらなと思って書いています。
まずその前に断っておきますが
工事を決定するには価格だけで決めてはいけないと言うことはご存知のことと思います。
不満が法外な工事価格によらない場合
多くトラブルは相見積りで極端に安い業者に依頼した場合が多いという事です。
建築トラブルで最も多いのは仕事の悪さ（施工技術等）と使う材料の粗悪さ（安物、廃材等を使用したりとか）によるクオリティーの低さから来るものがほとんどです。
これを見分けるコツは別のコーナーで紹介しますのでここでは安くて悪いのではなく
法外に高い業者を対象に書いています。
醜い訪問業者の特徴
＊契約を急ぐ。セールスの現場で即座に見積りして契約をさせようとする。
訪問販売業者はまともな商売をしたとしてもその事業のシステム上、 リフォームショップや工務店や私たちのような職人に頼むのと比べると高い価格設定になります。
ですからどうしても相見積もり等を取られるのは避けさせたいという意識が 営業に働きます。
私の知る限り相見積りを薦める訪問業者など聞いたことがありません。
ですから契約を急ぎます。その場で契約をしてもらわないと、契約ができにくいのです。
＊高くないことを意識させないようにする。「月々３万円しかかかりませんよ」というふうにローン契約で契約させようとする。
契約する時にお客さんがもっとも気にするのは、やはり「価格」です。
残念ながら仕事内容より「価格」優先されることがほとんどです。
お客様に思ったより高いと思わせてしまうのは避けなければなりません。
また価格が高いという意識を持たせないように
月々いくらなんて話を全面に出す場合も少なくありません。
もちろん私もローンで仕事を請けることもありますしローンを否定していません。
大切なことは総額でいくらかかるのかということだけです。
＊夜がけ朝駆けおかまいなし。
仕事の良し悪しよりも、とにかく安心して家に上げられる人を探していたお客さんがいた。
今は潰れてしまったが、サイデリアの営業で深夜までしつこいは、おどされるは大変な目をされたらしい。
＊見積りは寸法を測るだけ。
＊不具合箇所を大げさに誇張してお客の不安をあおる。
「このままでは家がつぶれる」とか理論的、段階的な説明もせず、ただ抽象的に話す。
＊質問しても専門的な回答はない。ただ勢いだけはある。どう見ても、話しても建築屋とは思えない。
＊笑ってしまうのですが「下水道の枡を掃除させてください。きれいにしますから」と若い兄ちゃんが２，３人で回ってきて家庭用の洗剤とホースで枡に水をかけるだけで３万円なんて病気扱いで何年も仕事場に顔を出さない公務員よりもうかるがななんてのもあります。
訪問販売で工事を受注しようとする業者の営業の人間は建築に関わったことが ない人が多いので会社の言われたように契約をとることが当たり前と思っている人が少なくありません。多くの場合契約した工事費のいくらかの割合が自分の給料にはねかえってくるので必死です。
こんなことはまともな業者、職人は決してしません。
営業の段階で人としての部分で自分勝手な業者が施主の立場に立った仕事をできようはずがありません。
＊「あなたのお宅はこの地区のモデルケースにさせていただきたいの特別価格でします」というように特別を持ち出す。
「近所の○○さんもさせていただいた」と聞きもしないのにすぐ持ち出す。
決まり文句のように使う人がいます。
＊訪問業者の営業拠点が遠方である。また使う職人も遠くから来ている。
最近多いようですが都市部の職人を使って田舎を狙ったり都市部でも田舎の職人を使うようにしているところがあります。
田舎は人間関係が深いので余計に地元の職人は請け負わないのです。
現場が遠ければ搬入運搬を含め色々な諸経費はかさみます。
私を気に入っていただき片道２時間くらいの現場で仕事をしたときも
「岡山市内でするより、経費がかさむので多めにいただいています」 とことわって施工させてもらいました。
遠い業者がわざわざ離れたところに営業に行って仕事を取るのは疑問ですし、
さらに地元ではなく遠いところに住む職人を使わなければならない地域というのは限られているはずです。
職人さんがどこから来るのか聞いてみるのはいかかでしょうか。
皆様もこれに当てはまらない良し悪しを的確にアドバイスしてくれゆっくり自分で考えて決められる業者をお選びください。 |
